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2010年 08月 17日
「 私、お洒落なんて 好きじゃなかったのかも... 」 そんなこと、 思ったりもしてました...。 流行りとばかりに かたちばかりが なぞられて 街の そこかしこで 消費されていく 悲しげな 服たちを みていると... なんだか こころの中に充ちてたものが すこしずつ すこしずつ 涸れてくような気持ち してたんです...。 でも...。 あのとき... 私のこころを ひかりに満ちた 石づくりの古びた家屋のまえの ラベンダーの畑を歩く 少女のこころへと 誘ってくれたのは プロヴァンスプリントの 素敵な花柄で こさえた ティアードスカートだったもの...。 あのとき.... 私のこころを 心地いい風がふく 草原のなかを ひつじを追いながら 馬にのって駆ける 少年のこころへと 誘ってくれたのは 脂っけの残る ひつじの毛で ざっくりと手編みした 男の子まがいの セーターだったはず...。 さあ、 自分のこころを あきらめないで...。 秋のはなしを はじめよう...。 想い出のはなし...。夢のはなし...。 大好きな服のはなし...。 ほかの誰かにとっては たわいもない そんな ささやかな ささやかな 物語だって... 私のこころを 充たしてくれる かけがえのない物語なんだから...。 たいせつなもの 探して... ...lancah http://www.syuhari.com
by lancah
| 2010-08-17 21:20
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